まず、TDSメーターでデポジットの原因と言われている水分中のカルシウムやマグネシウム濃度の目安となるppm値を測定し、続いてpHメーターで酸性度を測定しました。そして、最後にテストパネル(赤外線乾燥機と放射温度計を使い40℃前後をキープ)による乾燥テストを行いました。
Aは当店のROHシステムで使用している超純水。Bは未濾過の水道水(蛇口からそのまま出てくるもの)。Cは軟水フィルターを通した水道水(国内大手メーカー製の業務用浄水機能付軟水器)。Dは日常生活用として汲み上げられている地下水。Eは雨水を直接採取したもの。FはEの雨水を採取日から10日放置したものです。ppm値とpH値の計測結果は以下の通り。
A:ROH純水(逆浸透膜濾過) 0ppm/pH6.9
B:水道水1(未濾過) 59ppm/pH8.0
C:水道水2(軟水フィルター濾過) 55ppm/pH8.0
D:地下水(未濾過) 48ppm/pH8.4
E:雨水1(採取直後) 0ppm/pH7.2
F:雨水2(採取10日経過) 7ppm/pH6.8
※水道水採取地静岡県西部(59ppm) 全国平均水道水硬度は約50ppm。
※Sampling area Shizuoka prefecture (59 ppm), Japan’s average national tap water hardness is about 50 ppm.